- 同じ仕事でも複数の派遣会社から募集をかけられていることがある
- いい仕事を見つけたらほかの派遣会社と比較してみる
- 他社と比較するメリット
- 派遣先企業が伏せられて募集されている
- 複数の派遣会社から同時に応募する際の注意点
同じ仕事でも複数の派遣会社から募集をかけられていることがある
派遣先企業によっては1人の派遣社員の募集に対して、複数の派遣会社から募集をかけていることがあります。
理由としては「とにかく早く派遣社員を採用したい」「複数の派遣会社で紹介された人の中から優秀な人を選びたい」などです。
顔合わせまで進んだのに採用されないかもしれないというデメリットもありますが、派遣社員側からしてもメリットがあります。
いい仕事を見つけたらほかの派遣会社と比較してみる
「ここで働いてみたい」と思う求人を見つけたらすぐに応募すると同時に、ほかの派遣会社で同じ求人がかけられていないかみて比較してみるといいと思います。
そのためにはまず複数の派遣会社に登録しておくべきです。
登録料はどの派遣会社も完全無料ですし、仮登録段階でも求人情報は確認できる派遣会社も多いです。
今はコロナウィルス感染リスク回避のため電話やWebで登録できるシステムも整ってきているため、自宅にいながら登録会も行える派遣会社も増えてきました。
他社と比較するメリット
他社と比較するメリット
☑時給、交通費などよりよい条件の派遣会社を選ぶことができる
☑一方の派遣会社で社内選考に落ちても、他社から応募することでチャンスを得られる
より良い条件で就業できる可能性がある
派遣会社によって派遣料やマージン率が異なりますので、まったく同じ派遣先、仕事内容であってもどこの派遣会社を利用するかによって時給が変わることがあります。
筆者がこれまで確認できたケースでは時給が100円変わることがありました。
時給が100円変わると1か月あたり、16000円程度収入が変わってくるのでとても大きいです。
また同じ時給で求人がされている場合でも、派遣会社によって交通費の補助金額や上限が違ったりします。
派遣営業との相性や、フォロー体制で決めてもいいと思います。
その求人に応募できるチャンスが増える
派遣の仕事に応募するとまずは社内選考が行われます。
複数人の応募があった場合、その中で一番適任だと思われる人が派遣会社から選ばれます。
応募人数が多い派遣会社の場合、選考に漏れることもありますし、ほかの派遣会社では倍率が低く選考に通ることもあります。
これまでよく利用していた派遣会社であれば、実績から選ばれやすくなることもあります。
派遣先企業が伏せられて募集されている
派遣会社の求人は基本的に派遣先企業名が伏せられて募集させています。
なぜなら、派遣社員が直接企業に問い合わせてしまうことを防ぐ、競合他社に情報が流れることを嫌がるためです。
それでも業種が同じ、募集要項が似ている場合まったく同じ求人の可能性が高いです。
さらに同じ求人であることを確信するために確認しておきたい項目を挙げていきます。
最寄駅・最寄駅からの距離
都会であればこの情報だけで確信を持つことは難しいですが、地方であれば最寄り駅
最寄駅からの距離まで一致すればほぼ確定だと思います。
就業時間
企業によっては8:15~、8:25~など特殊な勤務時間のケースがあります。この場合は同じ仕事だと考えてまず間違いないでしょう。
派遣営業に確認しても問題ない
本登録が済んでいる派遣会社の場合、派遣先企業名を確認したらすんなり教えてくれることが多いです。
また、「他社でこの求人があるのですが、同じ求人はないですか?」と聞いても協力してくれることが多いです。
複数の派遣会社から同時に応募する際の注意点
同じ派遣先の求人に同時に応募するだけであれば問題になることはありません。
しかしながら、複数の派遣会社で社内選考を突破し、顔合わせまで進んだ場合は問題がでてきます。
顔合わせの日程を決めるまでに辞退することはそれほど問題になりませんので、この時点で第一志望の派遣会社以外は断っておいたほうがいいです。